小田原城
久しぶりの史跡巡り。今回は小田原城に行ってきた!
駅に早雲像があることからも、地元に愛されてるのがわかる。(駅の示す小田原城行きの出口とは逆方向にあるのが何とも言えないけど…)
今回はちゃんと正規の登城ルートから行きました。最初に馬引門に入って最後に天守閣に到達するというもの。やっぱりどうせなら正規ルートがいいよね。
馬出門までは堀が続くのでそれに沿ってひたすら歩く。
しばらく行けば馬出門の看板と説明看板がある。ここから入城。
中は結構広かった。
土塁跡や井戸の跡もあって、広場のようになっていた。
次は住吉橋を渡って、赤銅門の方へ。1997年に再建されたらしく、比較的新しい。
そこをくぐると、右手方向にかつての二の丸跡が見えてくる。とはいえ建物などはなく広場が広がるばかり。
この近くにはNINJA館という、北条に仕えた忍び集団「風魔」にちなんだ施設もある。ただ、ニンジャ体験ができるといった、子ども向けの展示・体験ゾーンだったため中には入ってない。成人女性一人で行く場所ではないね。
本丸東堀を横目に進めば、常盤木門がお出迎え。常盤木門にはトキワギ館という、1階に売店、着せ替え体験ができるスペースがあり、2階では刀・鎧の展示とプロジェクションマッピングを見ることができる施設が併設されている。元々は天守閣に刀や鎧も展示されていたが、スペースがなくなり、こちらに移動させたのだそう。
そこからしばらく進むと本丸、天守閣が見えてくる。売店と食事処、猿の檻があった。
天守閣内は北条家に関する展示が行われていた。写真を撮るのが禁止されていたので撮ってはいないけど、天守閣頂上とそこからの景色は撮って来た。ここからの海の近さに驚く。
ただ帰るだけではつまらないので、敷地内にある報徳二宮神社に寄る。学校の石像でお馴染みの二宮金次郎を祀っている。
駅まで戻る間にもいくつかあったので、そこに寄りつつ帰路につく。
駅近辺に北条氏政・氏照兄弟の墓があることを知ったので、そちらにも寄っていく。商店街に入る小さな路地を進んでいくと、飲食店に混じってさりげなく存在する。花も手向けられていて、こまめな手入れがされていることが伺える。
なお、ここには「幸せの鈴」というおまじないも行われているらしく、願いをかけて鈴を持ち帰り、願いが叶ったらまた結びに来るという形式になっている。やろうかとも思ったけど、またここに来るかどうかがわからないのと、そうまでして叶えたい夢が思いつかなかったため諦める。なんだかんだ自分の好きなことをやれてるから、そこまで不満に思うこともないのよね。
そして、最後に北条早雲像を撮影して帰宅。もう少し近くまで行って撮りたかったけど、車の出入りがそれなりに激しかったためズーム機能を駆使して完了。どうせなら様々な角度で撮りたかったなぁ…。
とはいえ、これにて小田原の旅終了!かなり観光地化されていて、すごくまわりやすいところだったという印象。コインロッカーや観光案内も充実してた。蒲鉾やういろう、寄木細工など名物は軽く見るだけで終わってしまったので、また来ることがあったらそちらも見たい。お値段はやはり観光地らしい価格なので、貧乏学生にはお土産といっても厳しい…。だからこそ社会人として余裕ができたらその時にね。