多賀大社と彦根城
遅ればせながら、1月9日に初詣に滋賀の多賀大社へ行って来ました!
8月に滋賀の尼子へ行った際、駅名に「多賀大社前」があったのを見て以来ずっと行きたかったし、伊邪那美と伊邪那岐が祀られている由緒正しい神社でもあるそうなので、新年にふさわしいかなと思って来ました。まぁ本音を言うと、青春18きっぷがあと一回分余っていたので、日帰りで行けて、それなりに近いところに行きたかっただけなんですが、細かいことは気にしない。
以前のように彦根で近江鉄道に乗り換え。本数少なめ、未だにICカードに対応してないなど、色々不便だけど、この不便さが旅行してる感じ出ていいよね。高宮駅まで行ったら、乗り換えて多賀大社前へ。
駅出た瞬間、鳥居がどーん!とお出迎え。駅名になってるだけあって、降りた人はみんな多賀大社方面に歩いていくみたい。三ヶ日や土日外して良かった…。私は人が多いの嫌いなんだよ。
十分も歩けば多賀大社到着。綺麗だし意外と広い。
色々心惹かれるものがあるけど、まずはお参り。縁結びにも効果があるそうなので、是非お願いしたい。自然に相手を思いやれるような優しい人がいいです。
それから御朱印を貰い、多賀大社限定の御朱印帳袋を購入。御朱印は300円で、御朱印帳袋は1000円だった。デザインや色合いも素敵だし、光沢感ある生地で気に入ったので、これで1000円なら安いなと思う。
お参りは済んだし探索、探索〜。境内にはいくつもお社があって、それぞれ御利益も違うので、自分の願い事にあったところに行くこともできる。私は天満神社と金咲稲荷神社、日向神社に行きました。
また、境内には歴史関係のものも多数見受けられた。
国歌から幕末、徳川家に豊臣家と、あらゆる時代の文化財があるけれど、尼子クラスタとしては県指定文化財の「つり鐘」に反応せざるを得ない。特に後半の「…一二三人の人名が羅列してある。そこには佐々木氏、尼子氏の如き守護級のもの…」ここ重要!!「1555年に鋳造された」なので、晴久の代に多賀大社の修繕に協力したことがわかるわけですよ!さすが晴久。ただ、鐘自体は近くで見ることができませんでした。見たかったなぁ…(´・ω・`)
これで多賀大社は終わりですが、フォロワーさん曰く、すぐ近くに多賀城跡があるらしいので、そちらに行く。
寺やん。しかも奈良時代、行基が創設した歴史あるところやん。地図読み間違えたかな?と思ったけど合ってるっぽいね。城域内に寺があったってことか。
まだ時間がある。さぁどうしようか。また尼子館跡行くのもいいんだけど、昨年8月に行ったばかりだし、どうせなら行ってないところ行きたいな…。そういえば彦根城行ってないし彦根城に行こう!城好きのフォロワーさんが以前彦根城オススメしてたし、有名どころはやはりそれだけ行く価値があるんだろうからね。そうとなれば、彦根へ戻るよ!
彦根駅だー!ひこにゃんかわいい!天使!ひこにゃんは私的ゆるキャラランキングでかなり上位にくる存在なので、やっぱりテンション上がりますね。イラストだと体ちっちゃいのに、着ぐるみになるとでっぷりした胴体になるの尊いなぁ…。
活動し始めたのが遅かったこともあって、もう15時過ぎになっていたので、急いで彦根城の方へ。彦根城のすぐ近くに護国神社があったので、そちらにも行く。ここは時間がなかったのでお参りだけ。いつも史跡行くと時間がないっていう羽目になるのは、道草大好きなのが原因だろうね。
すぐにお堀と石垣が見える。何というか、城に来た感が凄い。近代城郭欲張りセットという感じ。我ながらひどい感想だ…。
券売所から登り石垣、大堀切、鐘の丸と行くと、曇っていた空から夕焼けが。とても綺麗で見惚れていたいところなんだけど、それはつまり時間が迫っている訳でもあるので、のんびりもしていられない。
写真を撮りつつも急ぐ。重要文化財だらけだし、夕焼けは綺麗だけど、閉館時間が決まっているので、ぼーっとしてたら追い出されちゃう。
そんなこんなで天守閣到着。中に入ると、天守の破風内部へつながる隠し部屋や鉄砲狭間などを見ることができた。ちなみに、ほぼ貸し切り状態でした。でも私の後から入っていく人もいたので、最後ではなかった。中の階段が急で、降りる時背中のリュックがガンガン階段に当たっていたので、あまり大きい荷物だと混んでいる時は迷惑になっていたかもしれない。人いなくて良かった。
天守閣へ行ったので満足し、周辺を散策。本当は玄宮楽々園へも行けたんだけど、時間ギリギリに入るのは迷惑かと思い諦めました。けど、二季咲桜という珍しいものも見れたので、個人的には満足。とはいえ、消化不良感は否めないので、またいつか彦根に来たい。次回は佐和山城メインで来ようかな。
最後に、堀にいた白鳥。見てたら近くに寄ってきてくれた、かわいい子たち。