カモ歴史日記

史跡巡りや戦国考察など

歴史好きの多様さ

 歴史好きって一言で言っても、色々いるなーと、常々、特にTwitterやってから感じる…。

 アカウント作ったのがそもそも2月とかなので、まだ半年ぐらいだし、関わってる人も少ないけど、個性というか色々なタイプの歴史好きがいるなってのは思った。

 私は史跡巡るのが好きだけど、行く際はその史跡の時代とか関連する人物とか気にせず、とにかくそこへ行く!知ってるかどうかなんてどうでもいい!そこで学べばいいんだよ!みたいなタイプ。勿論、自分の好きな人物とか時代の史跡の方がテンションは上がるけど、ぶっちゃけ史跡なら何でも喜ぶ。詳しく知らない史跡を訪れて、そこで新しいことを学べるなら学びたい。知ってるところならそこで自分の知識と照合させて、歴史上の人物たちに想いを馳せて楽しむ。

 要は、史跡を訪れるという行為自体がすごく好きなんだ。

 

 それとは別に、好きな人・ものの歴史について勉強するのも好き。その際は大体、一人の人間や一つの武家、国、時代とかに執着する。調べる時は特定のものに関連することしか調べない。

 

 だから、私の中では「史跡を訪れる」ことと「好きなことについて調べること」は、まったくの別物なんだよね。

 そりゃあ、好きなことに関連するところに行けるなら最高だし、テンション振り切れるけど、大体そこって遠いし簡単に行けない場所なんだよね。だけど、定期的に史跡には訪れたい。なら、どこでもいいから歴史に関連する場所に行こうってなるんだよね。

 でも、やっぱり史跡巡り好きにも色々いるよね。城を訪れることが好きで好きでたまらなくて、遺構やら縄取図書くほど好きな方もいるし、好きな戦国武将に関連する史跡ばかりを訪れる人もいる。有名なところばかりを訪れる人もいるし、地元を重点的にまわってる人もいる。人それぞれだよね。

 

 そして、それと同時に、歴史に対する熱意にも温度差があるなとも感じる。

 私は歴史で頭の中の8割ぐらい埋まってるような人なので、呟いたり、ブログの更新をしていない時も大体歴史のことを考えてるし、調べてる。まぁ、それなりに歴史に対する熱意はある方だと自負してる。

 最近読んだ漫画にね、「同じ趣味でも温度差があると上手くいかない」というセリフがあって、すごく響いたし、印象に残ったんだ。

 過去に歴史が好きという人に会った時、話が全然盛り上がらないことがあって、なんでか凄く不思議だったけど、温度差があったからなんだって、ようやく納得できた。

 ツイッター見てても、そんなことはよくある。同じような趣味でも、この人と話してみたい!好き!ってなる人と、そうでもない人がいるんだよね。たぶん私とその人で温度差があるのかな。単純に性格が合わないのかもしれないけど…。

 正直、私は「好きすぎて頭おかしいのかな」レベルの歴史好きが好き。城行かなさ過ぎて城だらけの場所に行く夢を見た、みたいな人とか大好き。私は世間一般が変人と呼ぶような人が好きなのかもしれない。でも、そういう人の方が面白いじゃん。まぁ、私も若干そんな傾向があるからね。歴史ガチ勢の方々には、まだまだ遠く及ばないだろうけど。

 それでも、やっぱり思ったよ。同じ趣味で、同じぐらい熱意があるって人に出会えるのって、すごい確率の低いことなんじゃないかなって。特に、好きなものがマイナーな時は絶望的だよね。メジャーなものなら、多少は知り合える確率も上がるんだろうけどさ。

 ネットによって、顔を合わせなくても知り合えるようになったと言っても、それでも巡り会えるかどうかなんてわからないしね。かえって人との距離をより感じるようになった気がする。物理的にも、精神的にも。