カモ歴史日記

史跡巡りや戦国考察など

尼子好きになったきっかけ

 そういえば、散々尼子のことばかりを言ってるけど、好きになったきっかけって言ってないなと思ったので、そのことについて。

 尼子好きになったきっかけは戦国BASARA尼子晴久を好きになったことが一番大きい。というか、そもそも戦国好きになったきっかけがBASARAだった。それまでも歴史好きだったけど、特に好きな時代は無く漠然と歴史そのものが好きって感じだった。

 最初にプレーしたのはBASARA3で、お気に入りのキャラは風魔小太郎。兄がやってるのを見てやり始めて、最初は単純にゲームとして楽しんでた。

 そもそもBASARAにおける尼子晴久は地方領主という脇役?みたいな扱いだったので、初めは認識してなかった。意識するようになったのは、ビジュアルブックか何かで顔をしっかり見た時かな。

 私は昔から中性的な男性キャラが好きだったんだ。ヒカルの碁の佐為とか、リボーンの六道骸とかね。

 簡単に言うと、尼子好きになったきっかけは尼子晴久の顔がね、超タイプだったからです。そもそも衣装がどピンクですよ。見れば見る程、成人男性が着る服じゃない。

 顔もね、目は切れ長で睫毛長いし、鼻筋も通ってて、唇もピンクでめっちゃ美人なんです。イケメンとか男前というより"美人"。しかも、公式で美青年という設定。最高かよ。

 ただ、声は男らしく低めで、口が悪い。おまけにポエマー。何言ってるかほとんどわからない。性格もプライドが高くて、外見に似合わず、男らしい。

 ギャップが凄い。見た目と内面、声とのギャップが半端ない。素晴らしい。ギャップ萌え最高。

 尼子にはそんな感じでハマりました。でもBASARAは4で、設定の無茶苦茶加減についていけなくなり、離れてます。

 その代わりにハマったのが戦国大戦。アーケードの方。TCGは一緒にやってくれる人がいないので、未プレイ。

 戦国大戦にハマった時は普通に北条とか雑賀を使ってたけど、尼子晴久がこちらもいるということで、どれどれと見てみれば、ピンク髪の"チャラ男"…!息子の義久の方が落ち着いた外見じゃん!逆じゃない⁉︎というか尼子家…晴久以外は強面や筋肉ばっかりやん!鹿介はイケメンだけど、計略が完全にドM仕様だし!晴久の計略とは相性いいのが腹立つ!

 大戦の尼子も、また無茶苦茶な設定だなぁ…とは思った。でも、毛利伝のストーリーの尼子家がね、めっちゃかわいいんですよ。まぁ、出てくるのが、経久、晴久、誠久、常光、義久ぐらいなんですけどね(鹿介は時代が違う)。

 晴久は、経久には強く逆らえなくて、おとなしくなっちゃうけど、誠久とは子どもみたいな言い争いの喧嘩してるし、本城常光のことは信頼してて仲良しっぽい。

 しかも、呼び名がまた良くてね…。晴久は経久のことは「経久様」って呼ぶんだけど、うっかり「お爺様」って呼ぶことがあって、それがめっちゃかわいいの!!誠久とか元就のことはそのまま呼び捨てなんだけど、常光のことは「常ちゃん」って呼ぶんだ。か〜わ〜い〜い〜。

 チャラ男という人種は、個人的にはかなり苦手な部類に入るんだけど、晴久は全然いい。むしろ好き。

 ていうか、なんでピンク髪なの?かわいいんだよ、ふざけんな。右側にだけ紫のメッシュ入れてるのもかわいい。常光が右側だけおさげにしてるのは、晴久とお揃いにしてるのかな。仲良しかわいい。

 あと、神官服っていいよね。指輪もピアスも苦手だったけど、いいなって思い始めた。常光もピアスと指輪つけてるんだよね。やっぱり晴久と二人でお揃いにしてるの?かわいいかよ!

 そんな感じで、中学3年から高校にかけて戦国と尼子にハマっていきました。大学に入って世界史に堕ちて、しばらく離れてたけど、戻ってきてやっぱり尼子はいいなと実感するばかり。

 また、何かに没頭しなければまだまだハマり続けるかな。調べれば調べるほど、もっと知りたいって感じになってるからね。

 

 あぁ、そういえば、中井家にハマったきっかけは、pixivに投稿されていた、とある小説です。地方領主に関連する武将をオリジナルで作って、絡ませるという内容のものなんだけど、その中に久包が登場してて、それが余裕のある男性って感じで惚れたんだ。

 私は中性的な男性も好きだけど、包容力のある男性も大好きなんだ。BASARAでは風魔と晴久の次に、猿飛佐助と大谷吉継を推してるからね。オカン組最高だよね!甘えたい!!お世話されたい!!

 中井久包は晴久の守役な訳だから、絶対包容力あるでしょ?しかも晴久は幼い頃に父親を亡くしてるわけだから、その分久包に甘えたのかな?とか思うと、堪らん。

 大戦もBASARAも晴久は中性的な男性だし、その守役である久包を妄想すると、包容力ある男性がその中性的な男性を育てて、最終的には家老になり支え、死後も忠誠を誓い続けるという私得設定が出来上がるんだよ。そりゃハマりますわ。仕方ないわ。

 我ながら煩悩に塗れてんな。でも、時に萌えは最強の原動力になるのです。

 調べるようになったのは大学で調べ方を学んだからだけどね。元々調べるのが好きな性分もあるから、完全に萌えだけで動いてるわけではない。知りたい欲もきちんとある。が、その原動力の大半は"萌え"である。

 そんな人間です、私は。高尚な人間ではとてもない。私を真面目な研究者のような人だと思っているなら、それは間違いだ。私は常に自分のことしか考えていない。自分が知りたいから、好きだからというだけで動く、自分勝手な生き物だ。こんな奴です、ええ。