カモ歴史日記

史跡巡りや戦国考察など

東谷山と白鳥塚古墳

 今日は名古屋の最高峰、東谷山に行ってきたよ!あと、帰り道に少し白鳥塚古墳も寄ってきた。

 この山、何よりも嬉しいのが、高蔵寺駅や中水野駅から行ける場所だということ。だから、バスの時間とか気にせず、気楽に行くことができるよ。

 

 今回は『新 こんなに楽しい愛知の130山』を参考にして、そこに載ってる通りのルートで行ってきたよ。

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 最初は中水野駅で下車。駅にはウォーキングマップもあるので、それを参考にするのもいいかも。

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 駅を出たらひたすら北西へ向かう。途中に尾張戸神社という石碑を発見。でも、周りは完全に民家。これは頂上にある尾張戸神社が場所を移動したとか、そういうことかな?

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 まだまだ北西の方へ進むよ。常夜灯が見えたら、あとは登山口までひたすらまっすぐ。常夜灯の隣には「保食大神」という石碑がある。どういう神なんだろ…。

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 直進の果てに、見えてきたのが登山道!鳥居が目印だよ。

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 登山道はひたすら階段。結構整備されてるので歩きやすい。

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 途中、石段が急になったり、右に曲がったりするけど、ひたすら階段なのは変わらず。

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 頂上へ行く前に、中社古墳が見えてくるので、こっちにも寄ろう。なんと、この古墳、4世紀頃に作られた前方後円墳なのだそう。周りには石を積み上げたものがたくさん見受けられるよ。

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 ここまで来たら頂上まではあとちょっと。相変わらず石段が続くけど、頑張って登ろう。

 そして、石段の果てに見えるは、頂上である、尾張戸神社だ!

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 かなりひらけた場所で、休憩できる机や椅子、バイオトイレがあるよ。景色も最高!

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 展望台もあるよ。そこからの景色もまたいいんだ。

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 もちろん、神社へのお参りもしようね。古墳がそのまま神社になってるらしく、ぐるっと一周まわると、形がわかって楽しいよ。

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 尾張戸神社から、ちょっと行ったところに、3号墳を利用した石組みがあるので、こちらも寄るといいかも。苔むした石って歴史を感じるから、結構好き。f:id:Camonambam:20190606195357j:image
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 頂上にも来たし、ここからは下山。来た道とは別のルートで行くよ。石段ではなく、木の階段を降りていく。山道もキツイけど、階段も単調な道が続くから、飽きてくるのがつらいね。

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 でも、このルート、途中で南社古墳があるんだ。頂上にも行けるし、形を確かめるように、歩くことができるよ。

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 南社古墳を過ぎると、27号墳の石を利用した石組みの看板があるよ。この辺りには古墳がいっぱいあったんだね。

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 そして、しばらく歩けば下山完了。近くには東谷山フルーツパークという施設があるよ。私は行ってないけど、ここに寄るのもありかもね。

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 ここから高蔵寺駅へ向かう途中に、白鳥塚古墳があるよ。整備されて公園のようになってる。

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 白鳥塚古墳は愛知県最古の前方後円墳で、その大きさは115m!それでも愛知県では3番目の大きさ。名前の由来もおしゃれ。

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 この古墳はちゃんと登ることができるよ。階段や整備された道があるので、そこを歩いていこう。

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 前方後円墳の円の部分には石英で作られたサークルがある。元々、発掘当初から石英が敷き詰められていたのだそう。

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 せっかくの前方後円墳だから、その形がわかるように写真を撮りたかったんだけど、結構難しいね。横から見ると円の部分の方が高くなってるのがわかる。

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 次は、少しだけ駅へのルートから逸れて、東谷山白鳥古墳へ。

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 如何にも!な外見がいいね。造られた当初の石室が現存してる、市内唯一の古墳だそうで、貴重なもの。
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 中に入ることはできないけど、ドアの穴から中をのぞいたり、音声の説明を聞くことができるよ。奥行きが7mぐらいあって、石壁のさらに奥へ、亡くなった方の遺体を入れて、また塞ぐ、ということを繰り返していたそうな。
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 ここ以外にも古墳はあるんだけど、今日はここまで。

 名古屋で気楽な登山ができて、古墳も堪能できるので、ちょっとしたハイキングに是非。